若手後継者育成事業地域振興事業として、特産品調査研究会で地元の特産品の再認識や、既存商品のセット販売そして新製品開発を行った。その中で新製品開発にあたっては、地元の農産物や地元の風土に適した特産品開発を考え部員一人一人のアイデアを出し合いその結果、かつて高梁市成羽町吹屋で生産された赤色顔料ベンガラにちなんだ、ベンガラ色の団子を作ることにし、地元企業に相談し団子の試作をお願いした。団子は、地元産のコシヒカリとタカキビを混ぜた団子で、中には寒天でとろみをつけた砂糖醤油が入っていて、軽く表面に焦げ目をつけると香ばしい団子が出来た。そこで、ネーミングをどうするか考えたところストレートにベンガラ団子ではなく、紅色の団子からもじって、紅柄（べにがら）と書いて「べんがら」と読み「紅柄団子」とネーミングした。次に取組んだのが、改良等を重ね商品化にこぎつけるため実際に紅柄団子を試食してもらい、高梁市市内、有漢町、成羽町、川上町、備中町の５地区５会場のイベントでアンケート調査を行った。