本事業は、今後の牛窓町を担っていく子供たちに、当商工会と姉妹縁組を通じ交流を深めている東粟倉村商工会の協力のもと、両町青年部が協力し、牛窓町内の保育施設と施設へ通う園児へ雪のプレゼントを行う事業である。
今年度は平成14年2月13日に事業を行った。自然が相手の事業だけに、日程調整が難しく、また、昨今の暖冬の影響から雪不足にも見舞われ、事業開催が危ぶまれたが、2月9日頃からの県北の寒波により、東粟倉村から待望の雪が降ったとの連絡を受け、緊急出動する事となった。急遽、最終準備から運営までを部長の指示の下、青年部員が一致団結し東粟倉村との最終連絡、ダンプカー側面に張る「垂れ幕作り」やダンプカーの手配、保育施設への連絡などを協力し行った。
事業当日は部長以下10名の参加で、早朝、2tダンプカー3台と、4tダンプカー2台に分乗し、東粟倉村「愛の村パーク」へと向かった。
東粟倉村へ到着後、東粟倉村商工会青年部の方々の協力の下、愛の村パークにて、ダンプカーに積めるだけの雪を積んで頂き、牛窓への帰路に着いた。
牛窓では、町立幼稚園3箇所、私立の保育園2箇所ヘプレゼントを行った。出来るだけ青年部員の子供が通う施設へ「お父さんからの雪プレゼント」が出来るように、便宜を払いながら雪を降ろしていった。
雪を満載に積んだダンプカーが到着すると待ちわびた子供たちから歓声が沸きあがり、雪が荷台から降ろされると、雪の山を目掛けて子供たちが駆け寄り、校庭は一瞬にして雪合戦場へと変わった。目を輝かせながら無邪気に雪で遊ぶ子供たちの笑顔を見ると青年部員の顔からも笑顔が溢れ出していた。
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