カブト虫すもう大会は三石商工会の最大イベントである夏祭り歩行者天国と同日に開催する。 歩行者天国が夕方より始まるので、昼の時間帯の子供向けイベントとして開催している。 目的は「昆虫とのふれあいを通じ、子供たちの昆虫への愛情を深め、情緒豊かな人間性を創造する。」としている。
今年は会場を従来の三石産業体育館から三石八幡宮境内に変更したが、天候にも恵まれ過去最高の63名の参加があった。 競技種目は2種目あり、オスは〔すもうの部〕直径20センチの土俵で1本勝負。トーナメント方式。
メスは〔競歩の部〕50センチの距離を何秒で走れるか。を競う。
自分で採集し、手塩にかけたカブト虫で参加する子供もいるが、大抵は購入したカブト虫で参加している。 ほとんどの子供は父兄と共に参加する。
部員は小学校PTAの父兄と大会の準備設営、競技進行を分担し大会運営を行う。 苦労するのは〔すもうの部〕のきまり手で、背負い投げ、角出し、突出し、押し出し、にらみ出しとあるが、両方がじっとして動かない時があるので、行事役は懸命である。子供達の純真さにつられ、時の経過も忘れて世話をし、片付けをして手の平を見つめると「ガサガサ」になっているのが恒例なっている。
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