黒姫まつりは、吉備の黒媛と仁徳天皇の悲恋物語をテーマとした青年部が当初から企画したまつりです。そういう我々でさえ、黒媛の名前は知っていましたが、それが佐伯町と結び付くなんて露ほどにも思っていませんでした。
まさに青年部がゼロから組み立てたまつりと言っていいでしょう。
さて、黒姫まつりは今回で三回目となります。一回・二回は当初の企画にのって順調に運営されましたが、「青年部が守りに入ってはいけない」の合い言葉のもと、第三回は前のイベントを否定してゆこうということになりました。
メインのイベントを入れ替えようという線でアウトラインが決まり、予算と企画をすり合わせて、「キャラクターショー」に黒姫をからめてみよう、民謡で黒姫を表現できないか、という企画ができたのです。
これでは予算が不足するのではないかとの不安がありましたが、「別あるに模擬店の収入も注ぎ込んでやるのだ」、との意見でまとまりました。
試行錯誤の企画、青年部にとっては初めてと言って良い10年ぶりのキャラクターショー(ギンガマンと赤い戦隊)が催されました。イベントは無事終了し、来場された方にはそれなりに楽しんで帰ってもらえたと思います。
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