青年部員が一年の大半を企画に費やし、自らが実行する手作りのイベント、それが『佐伯黒姫まつり』です。
今回は第二回となり、商工会員の農機具店2店にも協力いただき展示会も併設して開催となりました。
青年部手作りのアウトドアゲームやブームのヨーヨー検定も話題を呼びました。
そもそも、『佐伯黒姫まつり』とは・・・・・・五世紀の初め、聖帝と呼ばれたあの前方後円墳でおなじみの仁徳天皇が、土木干拓事業の疲れを癒すため、吉備の黒姫を訪ね山里に隠れ棲んだという『古事記』の記述や地元の伝説を拠り所にスタートした祭です。
実際には、天皇の隠れ棲んだ場所の候補地は県内に数カ所ありますが、佐伯町の観光スポットが、りんご園の佐伯ファミリーパークであり、そのキャッチコピーが「命の洗濯」だったので、仁徳天皇の「疲れを癒すため」と完全に一致したことに勇気を得て、名乗りをあげたのでした。
当日は、好天にも恵まれ、多くの人が佐伯ファミリーパークに来てくれました。
地味なテーマだけに、お年寄りにも親しんでいただけるように文化面もしっかりフォローしたつもりです。
しかし何と言っても会場を制するのは子供たちで、子供によるヨーヨー上級者の模範演技には会場から拍手の渦があがったり、黒姫がイジメられる場面では泣き出す子供がでたりと、それなりにクライマックスのあったイベントになりました。
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