健全で芸術性の高い文化・芸術作品の公演・普及を通して地域の文化向上に資することを目的に、9月3日(土)やかげ文化センターで、劇団はぐるま座『高杉晋作と奇兵隊』矢掛公演を開催した。
この公演は、幕末から明治維新の原動力となった農民とその力を束ねた高杉晋作の姿を描いたもので、「士農工商」の厳しい身分制度を突き破り、四民平等を願った高杉晋作と奇兵隊が立ち上がる物語。
6月初旬、劇団はぐるま座より9月に矢掛町で公演を行いたいと申し入れがあり、青年部役員会で全面協力を約束。石山青年部長を中心に町内の各種団体に協力を要請し、商工会・女性部・文化協会などから実行委員会を立ち上げた。実行委員長には青年部長が選任され、青年部が中心となり事業の立ち上げから運営まで全てを手がけることとなった。
青年部の主な役割はチケット販売。少しでも多くの方々に観覧してもらえるよう部員たちで手分けをしてチケット販売を行い、目標である500枚のチケット販売に成功。当日は約420人を動員し、岡山公演の200人、倉敷公演の180人など他会場を大幅に超える大盛況となった。当日は、青年部員15名が参加し、劇団員の方の指示のもと会場準備やお客さんの誘導等を行い、奇兵隊士役での賛助出演も行った。
また、本番終了後、開催にあたった実行委員会、青年部員、劇団員とで交流会を行い、出演者の感想や劇団員の各地公演の思い出品など大いに盛り上がり、矢掛公演の成功を祝った。
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