総社吉備路商工会

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地域の課題解決経営者創出研修事業（備中ブロック交流会）

平成30年11月9日

今年度、備中エリアの幹事商工会として研修会を行いました。　経営者および後継者として自社の企業を持続的に発展させていくために、新たな着想を得ること、見識を広げることが必要であるため、研修会での新たな気付きを今後の事業活動にフィードバックすることや、部員同士の交流を通じ、ネットワークの形成や自己研鑽を図り、自身の資質向上に繋げることを目的に実施しました。＜１、工場視察、施設視察等＞ ① タイメック㈱　副社長である田中氏の解説により、タイメックの企業概要（試作・開発部品の製造）と信頼性の向上に向けた取り組みを講演いただいた。　その後、工場視察を実施し、「５Ｓ」（整理・整頓・清潔・清掃・しつけ）による経営管理と「見える化」による組織内の体質改善などを学びました。 ② 農マル園芸　吉備路農園　総括部長の山下氏の解説により経営理念の大切さや経営ビジョンの取組について講演いただいた。　その後、県下でも最大の規模を誇る「イチゴ園」等の園内視察やイチゴ製品について6次化の取組について学びました。＜２、経営研修会＞　事業継承コーデネーターで活躍している金原光広氏の講演により「事業継承をとりまく現状と課題」と題し次世代を担う経営者・後継者に必要な知識やノウハウを学びました。

効　果

　企業の視察研修では、「見える化」「５Ｓ」について、職場環境の美化やモラルを向上させることにより、従業員の意識改善や問題点が見易くなること、業務の効率化、個人情報流出保護などのメリットがあること、これらのことは建設業や小売業にも活かせることを学び、現場や職場管理を改善する意欲の気付きや見直しに繋がりました。
　また、６次化を取組む企業では事例発表により周辺町村の農業者を巻き込みながら地域活性化を目指す企業の取組を学んだ。最後に事業継承の講演では後継者として、今後の心構えを学び大きな成果を得ました。

反省点

　企画の段階において平成３０年７月豪雨災害があり、当会エリアでも甚大な被害があったため、受け入れ企業が二転三転し、各商工会への案内が遅くなったことが反省点です。

その他の事業

・絵馬奉納キット製造販売
・吉備路れんげ祭り
・絆感謝運動
・献血活動
　　　　　　