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若手後継者等育成事業
 平成29年2月21日、2月22日

 若手後継者自らが、【事業の決算内容を本当の意味で把握する】に着目した決算書の「本当の活かし方」入門セミナーを全2回の日程で開催した。講師には、当会でも様々な面でご協力や情報提供をいただいている(株)東京商工リサーチ岡山支店 情報部 笠原聖司氏に務めていただいた。  当セミナーは、経理とは『経営』・『管理』からくる言葉であるが、経理実務の内容を実務者レベルで把握する必要性はなくても、自社の経営状況がどうなのか、どのように推移しているのか、ステークホルダーから見るとどのように評価されるのかなど、決算内容のポイントや決算書から見える自社の経営状況を把握、分析するために決算書の見方・読み方を学び、決算書を理解することを目的に開催した。  当セミナーの最大の目的は、『事業の決算内容を本当の意味で把握する』を示すことにあり、講師の笠原聖司氏は自身の職務経験から学んだポイントからも説明していただいた。業務上でのこれからの経営者、または経営幹部となる若手後継者等に決算書上の数値のポイント等を自らに学んでいただいた。

     
効 果 

 決算書への理解が深まれば、事業の資金繰りを検討する際にも効果的であり、さらには事業計画の策定や事業の方向性を決定する場合にも影響すると推察される。さらに青年部限定としないことで、1名の青年部への加入勧奨にもつながった。  アンケートの回答結果より、【今後、積極的に自社の決算内容を把握するか】の項目に対して、受講者の100%が把握すると回答されているので、今回のセミナーは大変効果的であったと推察される。
反省点

 計画段階では春〜夏頃の開催としていたが、講師の選定にも時間がかかり、さらに、青年部としても県青連野球大会や各種イベント等と時期が重なり、タイトなスケジュールでの開催となった。来年度は、広報活動も積極的に行い、受講者数の増加を狙う。
 その他の事業

・ 真備船穂商工祭り(真備地区/船穂地区)     ・ 青年部親善軟式野球県大会
・青年部視察研修          ・竹林音楽祭 


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