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財務および商法の基礎知識から学ぶ経営講座
 平成28年10月7日、10月25日

 
 

備中西商工会青年部では部員の経営者としての資質向上の一環として、また商工会事業のPR、参加事業者同士の交流を目指し、会計帳簿の読み方や商法・会社法の知識の重要性について学ぶ経営セミナー「財務および商法の基礎知識から学ぶ経営講座」を実施した。
実施にあたっては、部内で組織した総務企画委員で企画を行い、テーマについては、業種を問わず参考になるようにと、また若手事業者(後継者)が会計帳簿や計算書類の情報を十分に企業の経営管理に役立てられていないという現状がある点を考慮し、それを活用する事で業績の向上に結びつけるために選定した。

第1回の講座では、「自社の現状把握と財務からの経営講座」と題して、公認会計士の小橋仙敬氏より、自社の現状を正確に把握し、これからの経営の意思決定に役立てるために貸借対照表・損益計算書の見方など基礎知識に加えて財務分析を学んだ。

第2回の講座では、「経営と法律」と題して、弁護士の小林裕彦氏より、事業の円滑な運営を図るために、会計記帳に関する商法(会社法)や、会社経営に必要な労務管理などに関する法律の基礎知識を学んだ。

効 果 

 セミナーでは、座学に加えて、部員自身が周囲の意見を取り入れながら実際の企業の決算書の構造や財務分析や、事業を運営して行く上で必要な法律やトラブルの防止法についての提案を行うグループワークを通じて、財務・法務の重要性の認識を行った。
 今後の経営の意思決定に役立つ会計・法務情報として活用するための知識を習得したことで、青年部員自身の経営に関する意識の向上、ひいては事業の活性化に繋がっていく。
 

反省点

 財務・法務への理解は深まった一方で、実際に自社の経営に取り入れている参加者は、まだ少数である。
 本セミナーで得た知識を活用し、発展的に経営の意思決定に役立て、今後の経営計画を明確にしていくためにも、継続的なセミナーの開催や経営支援を実施して行くことが重要である。
 
 その他の事業

・ 河川横断こいのぼり 
・ 矢掛宿場まつり「大名行列」
・ 美星minoriプロジェクト

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