〒709-3717 久米郡美咲町原田1757-8 пi 0868 )66-0033

 
地域経済を学び地域のリーダーになろう!
平成26年11月20日・27日

 当事業は、まちづくりのリーダーになれるよう地域経済の状況を知り、地域の貢献に繋げること、そして、経営者としての心構えとリーダーシップを身に付けることにより、売上アップに繋げていくことを目的として実施した。第1回では潟Aルマ経営研究所より中小企業診断士の松本直也氏を講師に招き、講習会を開催した。はじめにグループワークとして「地域のSWOT分析」を行った。その後、地域のSWOT分析の結果を踏まえ、クロスSWOT分析の方法について学んだ。今回グループワークで行った「地域のSWOT分析」は本来、自社の強み・弱み・機会・脅威を可視化し、自社のポテンシャルを把握するために実施するものである、ということだった。
 第2回では潟Aルマ経営研究所より中小企業診断士の水川敬章氏を講師に招き、講習会を開催した。はじめに、久米郡地域の概要についての確認があった。美咲町と久米南町の人口・世帯数や産業の概要について、クイズ形式で確認を行った。その後、厚生省の家計消費支出統計についての説明があり、品目別の家計消費支出について、美咲町・久米南町と全国平均を比較し、久米郡地域の特徴を掴んだ。そして次に、自社の財務内容について把握するために、変動費と固定費の概念や、損益分岐点と目標売上高の計算方法について例題を用いて学んだ。それぞれ自社に当てはめて考えることが大切であるため、今回学んだ内容を必ず自社の数値に置き換えて計算するよう説明があった。
     

効 果 

 第1回では、「地域のSWOT分析」によって、参加者それぞれが久米郡地域の特徴を再認識すると共に、新たな発見をすることができた。また、今回のセミナーで学んだことを、今度は自社に応用して考え、実際に自社のSWOT分析を行っていく方法を習得することができた。また第2回では、自社が置かれている現状をしっかりと把握できるよう、損益分岐点や目標売上高の計算方法など、自社の経営分析を行うための知識を習得することができた。


反省点

  「地域のSWOT分析」のグループワークについて、参加者が同年代の青年部員であるため、「脅威」に相当する意見が全く挙がらない等、それぞれの項目に対する意見が偏ってしまった。今後機会があれば、青年部員に限らず地域内の広い年齢層で実施することで、今回とは異なる結果も期待できる。
 
 その他の事業

・第9回ふるさと夏まつり 
・各地区イベント出店
・学童ソフトボール交歓大会津山ブロック予選会
・イルミネーション   他
 

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