『3.11 東日本大震災』を教訓に、環境・防災に関する学習会を平成23年度から
継続して開催しています。
前年度は家庭や地域、職場などみんなで防災への関心を高め、日頃から災害への備えや訓練の必要性を学びました。
今年度は「防災対策」をテーマに、災害時に冷静で的確な対応ができるよう学習しました。講師に日本赤十字
岡山支部 健康生活支援講習指導員を迎え、炊き出し体験、災害救護講習会、リラクゼーションの講習を受けました。
まず、炊き出し体験では、各自持ち寄った1合の米を特殊なポリ袋に入れ、分量の水を入れたら輪ゴムでしっかり口をしめて、沸騰している鍋で40分。火を止めさらに蒸らすこと10分。非常食の出来上がりです。
つづいて、非常食が出来上がるまでの時間に災害救護講習会を開催。心肺蘇生法とAEDを使っての一次救命処置の手順に真剣に取り組み、初期処置と対応がいかに大切かを再確認しました。また、1枚の毛布がガウンになる着付けにも挑戦し、身近なものが身を守ることも知りました。
最後に、リラクゼーションを体験し、スキンシップの重要性を知りました。避難生活で生じるストレス解消に、手のひらから伝える心の温もりが大きな役割を果たしてくれることを実感しました。
学習会終了後は、参加部員全員で非常食の試食をしました。 |