本年度で４回目を迎えるこの車椅子の方との交歓会は、障害を持つ人の気持ちや不便さを理解して福祉に着眼した街づくりに役立てようと実施している。参加の方は岡山市、倉敷市、有漢町など県内各地より１０名の方に参加していただいた。
　まず車椅子の方々を青年部員が車椅子の操作や上手な介助方法などを聞いた後、車椅子を押してファーマーズマーケットノースヴィレッジの園内を散策し、上りや下り、側溝などに気を配りながら製造施設にてパンやアイスクリームを作り意見交換をおこなった。
　参加した青年部員は最初は障害者の方へ遠慮が目立ったが時間がたつにつれて障害者の方への
認識が深まり、さりげなく手を差し伸べて車椅子を押す姿が目だった。
　また、バリアフリー化を図っている当施設においても様々な不具合点がいくつか見当ったほか、
車椅子の方が日常の生活において困っている点などの意見もかわされた。