早島商工会青年部員は、上記期日の2日間、福岡県長浜市、博多市へ先進地視察研修を行った。
1日目午後3時、博多小学校内にある博多公民館に到着。ここでは、各県の行政またはまちづくり協議会等が既に行っているとは思いますが、エコマネーいわゆる地域通貨について、奈良屋まちづくり協議会の代表者:東野修一氏と当地に地域通貨の導入を提案した蛎bc研究設計:二見武志氏にお話を聞いた。研修内容は地域通貨をわかりやすく説明するために約20分ビデオ上映、その後、博多市(奈良屋地区)に、地域通貨を導入するきっかけ、及び導入までの経緯、さらには現状及び問題点を聴取した。その後、青年部員たちは、地元早島町のまちづくりに何とかしてこの地域通貨を導入し地域活性化を図りたく貪欲に質問していた。青年部員よりの質疑に対し奈良屋まちづくり協議会の方々は快く回答していただいた。ここでの研修は、従来、青年部が考えていた地域通貨の利用方法とは異なってはいるが、地域の活性化、まちづくりを考えるにあたり、何をするにしても「まず建物を建設する」といったハード的な部分ではなく「お互いを思いやる心、やさしさ、誰にで
もできる小さなこと」といった、ソフト的な部分を第一に考えていかなくてはならない。早島町は、そういった部分ではすでにハード部分は揃っているので、ソフトの部分を行政との話し合いの上考えていくことにより、この先に明るい光が見えてくるのではなかろうか。
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