商工会主催による新年互礼会は、昭和50年から毎年実施されており、平成2年に商工会館が完成してからは、会館の研修室で開催することが恒例となっています。参加者は、毎年役場・町議会議員・各種団体の長・会員等約60人で、新春の行事として定着しています。
こうした新年互礼会に青年部が便乗して、8年前から新春講演会を互礼会開始前に開催しています。
今年が補助金を利用しての最後の講演会。講師・テーマにずいぶん悩みましたが、奈義町出身者でいい先生がいるとの情報。さっそく、連絡をとってみると快く承諾をいただきました。講演テーマは新世紀にふさわしく「激動の21世紀を勝ち抜く条件〜どうなる企業経営環境〜」にしました。先生は、大阪で経営コンサルタントを開業中で、企業の実践的指導に詳しく講演内容も非常にわかり易いものでした。先生は、経営要素のポイントとして、ヒト・モノ・カネ・情報・管理の5つの要素を抽出し、それぞれの要素が21世紀に入りどのように変化して行くか、それにどう対応して行く必要があるかを詳しく説明された。そして最後にまとめとして、経営が継栄(継続的に繁栄すること)であるためには、トップのやる気と日々の革新と攻めの持続が必要であると力説し講演を終えました。
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