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事業内容
 千日前道具屋筋商店街振興組合視察研修 平成12年3月19日(日)午後2時から午後5時

 主に組合の運営方法とイベントの企画、実施について伺った。千田理事長他広報、イベント、財務担当の方5名が各分野における活動状況について、丁寧に説明してくれました。広報分野では組合員47名を紹介するインターネットの活用。イベント関係では年間を通じての共同売り出しの予定と内容。デビッドカードの導入。財務については年間予算2000万円で運営していることなどを伺いました。印象に残った事を箇条書きにします。

1.イベントは10年位前からお金はあまりかけずに知恵をだして費用と効果を考えるようにしている。行政も自分たちが熱心に活動していれば助成をしてくれる。

1.好むと好まざるにかかわらず商業は経営環境対応をいかにするかです。当組合では、昔は顧客の7割が事業者であったが今では個人が大部分を占めているが対応してきたというお話。原因は個々のお店が、大型店とかチェーン店の影響で廃業したからであるとのお話や、高齢化、少子化、ライフスタイルの変化等々、世の中の移り変わりに個店も組合も対処する必要を何度も繰り返されたこと。コンビニが増えているが、価格はむしろ高い。それなのにお客を奪われている個店が多い。何故影響を避けられないのかというお話。

1.ごく最近では2月に広域的に活性化を図るということから、大阪ミナミ広域活性化協議会が発足し地区内の景観、歴史、文化を回遊する喜びを提供する構想報告書を作成した。因みに千田理事長が広域活性化協議会の会長を務めている。

1.商店街には同業者が多いが理事長以下団結力と行動力が感じられた。
組合員の社長の平均年齢は40代。後継者問題、空き店舗問題は皆無とのことです。

 効   果

 日常的に商業の現場で活躍されている方の話は、実践に即した事柄が多く、大変説得力がありました。地元にある資源、歴史、文化等を活かしてお客を集めて滞在時間を長くする仕掛けは皆で知恵と多少のお金を出せば必ず構築できるという心強いお話や子供は親がしていることは肌身で感じるものである。親がいつも輝いていれば自然に後継者は育つというお話を伺い、我々個々の事業の見なおしと取組み方。又、地域活性化に青年部はどのような活動をすべきかについて考えるにあたり非常に参考になりました。

 反 省 点

 地域の小売店の現状を考えると、後継者のいる店舗の少なさ。全体的に高齢である事業主の多さなど、悲観的な材料ばかり比較しがちになり、停滞もしくは衰退を待つばかりになるのではと、つい思いましたが、活路は必ず見出せると信じて、個々が元気をだして、明日から仕事と青年部活動に打ち込もうと思った次第です。

 その他の事業

  • 三石明神社朝市
  • 夏祭り歩行者天国
  • クリーンキャンペーン
  • 深谷もみじまつり


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