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佐伯黒姫まつり(佐伯ファミリーパーク) | 平成10年5月3日 |
青年部員が一年の大半を企画に費やし、自らが実行する手作りのイベント、それが『佐伯黒姫まつり』です。 今回は第二回となり、商工会員の農機具店2店にも協力いただき展示会も併設して開催となりました。 青年部手作りのアウトドアゲームやブームのヨーヨー検定も話題を呼びました。 そもそも、『佐伯黒姫まつり』とは・・・・・・五世紀の初め、聖帝と呼ばれたあの前方後円墳でおなじみの仁徳天皇が、土木干拓事業の疲れを癒すため、吉備の黒姫を訪ね山里に隠れ棲んだという『古事記』の記述や地元の伝説を拠り所にスタートした祭です。 実際には、天皇の隠れ棲んだ場所の候補地は県内に数カ所ありますが、佐伯町の観光スポットが、りんご園の佐伯ファミリーパークであり、そのキャッチコピーが「命の洗濯」だったので、仁徳天皇の「疲れを癒すため」と完全に一致したことに勇気を得て、名乗りをあげたのでした。 当日は、好天にも恵まれ、多くの人が佐伯ファミリーパークに来てくれました。 地味なテーマだけに、お年寄りにも親しんでいただけるように文化面もしっかりフォローしたつもりです。 しかし何と言っても会場を制するのは子供たちで、子供によるヨーヨー上級者の模範演技には会場から拍手の渦があがったり、黒姫がイジメられる場面では泣き出す子供がでたりと、それなりにクライマックスのあったイベントになりました。 |
効 果 |
一年目と同じ事を良い所は延ばし、足りない所を補い開催した『第二回佐伯黒姫まつり』は、表面的には特筆する所が無かったかもしれませんが、部員にとって大いに悩み、葛藤し苦悩した結晶であることにはまちがいありません。 また、不況の折から、ゴールデンウィークで一番出費の少ないレジャーのひとときを提供出来た事に自信を持っています。 |
反 省 点 |
昨年、開催直後の部員定例会では「来年はぜひウルトラマンのキャラクターショーをやろう」と意気揚々だった部員だったが、時が経つに連れて2年目のジンクスとでもいうか、第一回の行催事をなぞろうとしていました。 青年部員の多くが自分の会社で実際の経営権を持っているため、青年部活動でも安全牌を切ってしまうのは致し方無いことだろうか。 次回の開催は絶対に青年部らしい無鉄砲さを発揮したところを見てほしいと思います。 |
その他の事業 | |
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