今年でこの興除地区親善球技大会も27回を迎え、興除地区の子供を対象とした地域振興事業としては、最も長期にわたる事業となった。
我々商工会青年部が、地域振興事業としてこの事業を始めることとなった主旨としては、興除地区の地形が長細いことにある。というのも、地区の全長が約15kmあり、その中に小学校区が3つに分かれていること、3つの小学校の子供達の交流が全くなかったこと、それらの点を問題視し、同地区の3つの小学校の子供達を一堂に集め、親睦を深めてもらうことを目的とし開催してきたこの事業も、その甲斐あって現在では子供達のふれあいの場として定着してきました。
内容としては、男の子がソフトボール、女の子がポートボールを各8チームで総当たり戦で行った。この興除地区親善球技大会のいいところは、子供達の交流を一番に考えている為あまり勝敗にはこだわらず、小さな低学年の子供達も参加できるため、保護者の方々より喜びの声も聞こえてくる。
このような地区の球技大会を今でもやっている所は少なくなってきたようだが、これからの町の発展は子供達が作るものだと考えている我々青年部は、これから先も子供の目線で見て、考えて、新しい事業もするかもしれないが、この親善球技大会は今後もずーっと続けていく方針である。なぜなら、現青年部員がこの大会を経験してきたのだから。
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