〒719-3214 真庭郡久世町鍋屋6 TEL(0867)42-4325

事業内容 
老人ホーム(ささぶき苑)慰問
平成17年3月28日

 老人ホーム「ささぶき苑」慰問は女性部事業として長年、続けています。
 毎年、色々な内容を考えて慰問していますが、寸劇は、今年初めて挑戦しました。
 『平成版 番場の忠太郎』と銘打って久世商工会女性部劇団が、本格的な化粧と衣装・カツラを着け、年寄り役のセリフを作州弁に変えて、ホームの方たちにも聞きとりやすくしました。
 主人公が実母を捜すストーリーはお馴染みですが、家を教えてくれる老婆に札束をあげ、そのお金を今頃のニセ札騒動と重ねたり、実母に再会し、再び旅に出る主人公に母親が、「私の為に貯めたお金を置いていけ、お金が貯まったら、又逢いに来い。」というセリフで人の世は、時代と共に移り変わり、親子の間でも金次第の世の中となり、人間関係が希薄になっていく、そんな嘆かわしい時代になってほしくない、昔の人情豊かな世の中であってほしいと云う想いからわざと台本を替え、平成版にしました。
 そして、カラオケや輪投げをホームの方と部員との混合チームで対抗戦にして、ホームの方たちも一緒になって楽しんでいただけるような慰問内容にしました。最後に、慰問品の贈呈もしました。
 そして、部員が一人一人におやつを手渡し、握手をして言葉を交わし、再会を約束し閉会しました。

 効   果

 女性部の慰問は、ホームの方たちとふれあい、元気で長生きをしていただきたいと云う想いで続けています。
 輪投げは皆が一緒に楽しめ、カラオケは、ホームの方が日頃練習している成果を披露できると大変喜ばれています。老人ホームの関係者以外に披露するために練習を頑張ったと誇らしげに言われた方もあり、閉会と同時に来年の出し物を聞かれ、継続が期待されている事を感じました。

 反 省 点

 配役の人が体調を崩したり、練習の日程調整ができなくて全員が揃うのは難しく、セリフの読み合わせや立ち稽古は、代役で三回通しただけで、当日初めて配役の人が全員揃いました。
 部員参加をもっと呼び掛けて、代役を確保し、限られた時間をも少し有効に利用できるよう構想したいです。
 慰問を気候の良い時期に変更することも考える必要があると感じました。

 その他の事業

 ・桜まつり豚汁サービスで協力
 ・ふれあい事業(七夕展・菊花展)
 ・くらしと消費者生活展(協賛)
 ・植樹祭(久世町合併50周年記念)


目次のページへ 商工会マップへ