平成6年より継続実施している老人ホーム慰問事業を今年も引き続き実施しました。
昨年までは、老人ホームの入所者の方に役立つ品物(ひざ掛け、雑巾、座布団、花ふきん等)を部員が集まって作成し、クリスマスプレゼントとして12月に訪問し、代表者の方に手渡していましたが今年は、入所者の方とのふれあいの意味も含めて若手後継者等育成事業として川上郡三町(成羽町・川上町・備中町)合同で、ちぎり絵の講習を受け、その技術を入所者の方々に教えてあげながら交流を深めることにしました。
ちぎり絵講習会は、講師に和紙ちぎり絵の小野まさ子先生をお招きして、11月8日と9日の二日間で3回行いました。講習会には三町合わせて35名の部員の参加があり、交流を深めながら熱心に技術を習得していきました。
12月14日、川上郡内の老人ホームである成羽川荘と、ひだまり苑へ成羽、川上、備中の各部員が二手に分かれて訪問しました。お年寄りと向かい合わせに座り、ちぎり絵を教えてあげながら約2時間かけて完成させました。ちぎり絵はかなり細かい作業があるので中には、なかなかうまくできない人もおられましたが部員が一つ一つ丁寧に教えてあげ、全員完成させることができたので入所者の方々は大変感謝しておられました。
また、当日の成羽川荘の模様は地元のケーブルテレビで放映され、多くの方々がごらんになり、大変好評でした。
|