女性事業者を対象とした能力開発講習会を開催した。
講師に、岡山県在住のカラーアナリストの小川智子先生をお迎えして、色彩を用いた創造力開発講座を開いた。
まず、実際に配色カードを切って、基本色の赤・黄・緑・青の4色を各自教材の用紙に貼って、その色を見ながら色の持つイメージを考えていった。
あまり意識して考えたことがなかったので、言葉を当てはめるとなると、考え込んでしまうこともあった。人によっては違うイメージを持っていたり感情を表すことができるのだなと感心した。
色彩と特徴・色彩と印象・季節感の表現というテーマで、実際にカラーカードを切って、貼って勉強した。
先生のお話をまとめると、色は一瞬のうちに多数の人々への共通のメッセージを伝える力を持っている。自分はどんな風に見られたいのか、色によって変わってくる。その場に応じた色を身につけることで、好感が得られる。心理的効果を利用して贈り物をする場合も、形と色のイメージを考えれば、あまり失敗はしないのではないか。
お店もどういう配色にするかで、お客様の居心地のいい店になる。折角色がいっぱいあふれている時代である。色彩の持つ心理的効果を利用して色を商売に、また生活の中に生かして豊かな人生をおくっていただきたい。
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