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事業内容
 税務講習会 平成12年5月23日

演題 「税務調査の受け方」
講師 税理士 影山秀臣
場所 岡山市一宮638-1 「一宮公民館」
内容
1.税法改正 
 @特定情報通信機器(百万円未満のパソコン)の即時償却が1年間延長

 A年少扶養親族にかかる扶養控除の廃止
2.青色申告と白色申告
 税務調査として青色申告の場合、ここが悪いとなると税務署は理論的に説明がいる。白申の場合、帳簿が出来てなければ税務署は推計課税がとれる。
3.調査を受ける態度
 @税務署が前もって調査の連絡をしてくることは少ないが、突然来た時は断れる。(但し理由がいる)査察の場合はいかなる理由でも断れない。
 A調査を受ける時、敵が来ている態度は良くない。必要以上に悪い態度は、悪いことをしているととられる。
 B接待としてお茶くらいは出しても、食事は出さないこと。
 C調査官の身分証明書の確認と、名前を書き留めること。
 D金銭出納帳の残高と現金有り高をいつも合わせておくこと。
 E家のお金と事業のお金を分けること。
 これ以外にも売掛金の計上時期、棚卸、自家消費、また、相続税についても解りやすく説明。


 効   果

 事業をしている人は必ず申告しなければならないので出席者は熱心に聴講した。日頃何とはなしに記帳しているので、あらためて指摘され大変勉強になった。
 部員から相続についての質問があり、講師の先生が税務署の考え方を時間を延長してまで答えていただいた。

 反 省 点

 これまで、税務調査についての講習会はあまり実施したことはなかった。税務署が来て始めて慌てていた。今後は定期的に実施していく必要を感じた。

 その他の事業

  • 県外視察「淡路花博」
  • 商工会法施行40周年記念一宮商工会大会の応援


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