作法の先生である近藤珠賓さんを講師に「自己を高めるビジネスマナー」〜人生を豊かにする暮らしのお付き合い術〜と題して講演会を行った。先生は「日本の心」を守りながらも、現代感覚で国際的に通用する作法を目指されている近藤先生は結婚を機に隣り組のお葬式の手伝いで、作法の必要性を痛切に感じた事から、一念発起され「現代作法研究会」を主宰された。
フジTVの笑っていいとも、NHKの作法の極意、TBSのはなまるマーケット等々多くの番組に出演されている先生にも拘わらず、隣のおばちゃまといった、笑みを満面にたたえた、大変気さくな先生で身振り、話術に引き込まれ1時間40分が、とても短く感じた講演でした。
講演では、人は「自分が一番大切である」ということを人間の気持ちの基本的スタンスに置いて、人生の中で「人と付き合う人間関係」が人生の善し悪しを大きく左右し、その中で自分を如何にうまく表現するのかが大切であるかという内容であった。
自己表現の三大要素として、「言葉・表情・しぐさ」を取り上げ、具体的な表現方法を紹介しながらわかりやすく説明され、又言葉と表情としぐさの表現も大切だが、この言葉と表情としぐさが、本当に心のこもったものでなければならない事を強調され、講演を終了した。
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