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事業内容
 視察研修会 津山市商店街の活性化に向けて
平成11年10月15日

 今回は、商店街活性化に向けた取組みで、マスコミ等で話題の多い津山市の商店街を視察した。津山商工会議所のお世話で、大規模な再開発ビル「アルネ津山」と、9月にオープンしたばかりの小さな規模の「バール横丁」をたずねた。
 まずは、ユニークな取組みとして、新聞などで取り上げられる、バール横丁をたずねる。津山市元町三丁目の一角にあった造り酒屋の移転に伴い、各分野の知恵者が集まり空き店舗対策として、実現したもの。150年の歴史を持つ木造のどっしりとした建物を生かし、ほとんど資本をかけずにスタート。指針は、日本の古い民家を使って世界の最先端を売ること=“ハンドクラフト・今昔”。あくまでも手作りにこだわり、イタリアのゆったりとしたバール文化を習って、バール横丁と名づけられたとの事。一軒の造り酒屋が、3階建てのアンティークなレストラン「マルコポーロ」と、13件のショップとなり、独特の空間をなす。13件のショップは、フリーな主婦など商売は未経験な人たちが、家賃1〜3万程度で1区画を借り自由な発想で経営する。

一方、アルネ津山は、市内にある13商店街の1つをすべてビルにし、天満屋を核として専門店、図書館、文化ホールを備えた、市街地再開発ビル。全国初のテナントミックス型の再開発ビルとして注目をあつめてる。


 効   果

 対照的な2つの商業集積を視察し、アルネ津山では、今後の商業の有り方、商業集積が地域に果たす役割等大きな課題として受け止めた。又、こうした大規模な商業集積が身近な場所で実現されたことに伴い、私たち県北の小さな地域は、いかにして生き残るか、大きな課題となった。バール横丁では、創業支援が叫ばれる今日、アイデア次第で、手軽に商売のきっかけづくりができることに期待と夢が感じられた。我商工会地域も、蒜山高原という大きな観光資源を生かし、斬新なアイデアと行動力で、観光と商業の一体化を図る必要を感じた。

 反 省 点

 今回の視察で、個々に問題意識を持ったり、営業のヒントや夢を感じたようだが、個人的な感想だけで終わってしまった。商工会としてあるいは、婦人部として地域の発展の為にどうするか話し合う機会を持つ必要があった。

 その他の事業

  • 奉仕ふるさとづくり「花のストリート」
  • 介護保険制度勉強会
  • 社会保険講習会
  • 「さんサン岡山」視察
  • 部会編成に事業(蒜山を知る会・味自慢の会・趣味の会)
  • 商工会・村行事イベントへの参加協力


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