積み重ねて20年、S55年から始めたボランティア活動に、一人で暮らしておられるお年寄りの方に、毎年クリスマスの時期に、婦人部員が手編みのプレゼントを贈っています。当初は、70才以上を対象にしていましたが、高齢化が進み該当者が多く(町内約100名)、現在では、75才以上の方を対象に町内4地区を二つに分けて、2年で全地区に配布してまいす。時期も当初は、旧正月の厳寒の中をお配りしていましたが、同じ配るならば寒い時期少しでも早くから、暖かく過ごしていただこうと、3年前からはクリスマスの時期に変更しました。
今年は、12月13日に水田・上水田地区の方46名に部員達が忙しい仕事の合間合間また夕なべに心をこめて、編み上げた毛糸の首巻と、いつまでも元気で長生きしてほしい思いを込め、お茶菓子に紅白のお饅頭を持って一軒一軒声をかけ手渡しでお配りしてきました。
一年おきに地区をおじゃますると、元気な姿にほっとすると同時に皆さんもなつかしがって下さり、“いつもすみません”とお礼を言われ、自然と心が通い合えるような気がします。一人暮らしの淋しさがあるにもかかわらず温かい笑顔で迎えて下さいます。その笑顔に出会うたびにこの事業の意義を感じます。別れをおしみながら次の訪問宅へと向かいます。
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