全国で頭に「美」のつく村が一同に会し、平成元年より「全国美しい村サミット」を開催、これを縁に私達婦人部は当村と人口等比較的よく類似している徳島県美郷村、美郷商工会婦人部との交流会を実施した。
美郷村は周囲を四国山地に囲まれた典型的な山村でピーク時約5300人であった人口も現在は約1/3 1600人となり、依然として減少の傾向にあり過疎の村である。
村の産業は、農業が主であるが地形が急傾斜のため、基幹作物として梅、ゆず、すだち等中でも梅の栽培が多く、以前は青梅で出荷していたが、「美郷梅部会」を設置、試行錯誤の結果付加価値をつけて販売、地元商店、百貨店(東武・そごう)・観光土産店へと徐々に販路が広がりつつあり、婦人部も中・四国ブロック交流会では、梅の販売PRを行ったとのこと。前日見学した「アスティ徳島」内の(有)徳島村おこし館に資本参加、販路拡大に努めている。
「梅の花まつり」等「梅」で地域おこしを実践。婦人部の出番も多く又、期待されており、婦人部活動は徳島県下でも屈指に入る。
終了後、七福神の寺「重楽寺」でお茶菓子に出された「梅漬」は大変美味しく、通信販売もされている。
◎商工会誌11月号で紹介された、第1回商工会婦人部全国大会主張発表大会において、美郷商工会、久保房子さんが特別優秀賞に選ばれたことも活題となった。
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