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事業内容
 北淡町商工会婦人部との意見交換 平成10年6月22日

 総会において阪神淡路大震災被災地のその後の様子を見学することに決定。
 私たち久米町商工会婦人部は、震災直後に青年部とボランティアで芦屋市を慰問し、あの衝撃の恐ろしさを痛感しているので、淡路島の被災地では一番被害の大きかった北淡町商工会婦人部との懇談を考えた。
 北淡町では、29名が方がお亡くなりになり、9割の家屋が損壊するなど町全体が凄絶な被害を受けられた。
 交流会は、震災直後の光景をビデオで振り返りながら始まり、北淡町婦人部副会長のお店が全開した時の生々しい体験談や、家族一丸となって危機を乗り越えられた部長の話など、われわれ部員一同涙々の交流会でした。
 復興については、67名の婦人部員の半数近くがいまだ協力もおぼつかない中、暗くなりがちなイメージを明るくしようと産業復興祭や納涼祭りに参加して気分を変えてがんばっているとのこと。
 また、婦人部の収入源として食品トレーを回収し、リサイクルセンターへ持ち込むなどの活動も行っておられるとの事でした。
 意見交換の後には、出来たばかりの北淡町震災記念公園を訪問し、保存された断層を見るにあたって関心はさらに深まった次第です。

 効   果

 北淡町を訪問し地震の恐怖を身近に接することが出来、災害に対する日常の備えの必要性を改めて感じた。
 また婦人部の方々の体験談や復興に際した話を伺うことにより、ボランティアで慰問したときの悲惨だった状況を思い起こすことが出来た。
 この研修に参加した部員のみんなも、北淡町の皆さんのたくましさに接し、これらからの婦人部活動へ新たな意欲が感じられた。

 反 省 点

 今回の研修は、完成したばかりの明石海峡大橋を見られるということで参加者も多かった。
 反面、北淡町婦人部の方の凄絶な話は、当初こちらが考えていた交流の内容と多少ずれがあった。

 その他の事業

  • 花いっぱい運動
  • 交通事故ぼくめつ運動
  • 久米町ウォークラリーの参加
  • 久米苫田郡商工会青年部婦人部合同講演会


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