今年度は、当商工会婦人部は創立35周年の節目の年に当たり、先進地の視察研修をしっかりしようと計画。
先ず第一回目は、日帰り客で多くの人を集めて活気のある兵庫県出石町の商工会婦人部との交流会。出石町では、会長をはじめ部長他3名の役員の方が対応して下さった。出石町の観光の取り組み方について会長よりお話を伺う。その中で特に感じた事は、ゴミ問題であり、当湯原の場合は観光客が捨てたゴミで困っている話をしたところ、出石町では全くその問題で困ったことはないとのことで、ゴミは町の人が散歩する時、会社のボランティア、又グループの人達が拾って下さるとのことであった。この一点から見ても、町が観光地として取り組んでいる姿勢が伝わってくる感じであった。交流会後は婦人部長さんより町の案内をして頂き、町全体が観光を大事にしている様子が充分窺うことができた。
第2日目は、気候風土のよく似ている城崎町商工会婦人部との意見交換会を行う。ここでは同じ温泉地として活発な意見が次から次と出る中で、城崎は安心して街の中をユカタがけで、そしてゲタの音が聞かれる街づくりにする運動をやっているとのことである。旅館の方も、お客様に街に出て外湯めぐり、そして温泉街の雰囲気を楽しんで頂くように声を掛けているとのことである。共存共栄の精神を目指している様子がしっかり窺えた。
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