講 師:赤枝郁郎先生
演 題:「今コペルニクスの時」
地域の人にも喜んで参加してもらおうと始めた講演会も今年で3回目、世はまさに健康ブーム、婦人部員も年と共に、健康でありたいと願う気持ちも増している。ということで山陽放送ラジオ・テレビドクターとして、また愉快な泥仏さん造りでもお馴染みの赤枝郁郎先生をお招きしました。
題して「今コペルニクスの時」
コペルニクスは天文学者であり地動説を唱えた。”太陽はじっとしていて自分が回る”という発想の転換をするという意味だそうです。経済の関係では、単純に考えると一升枡には一升しか入らない。景気も同じで、右肩上がりになるばかりではない、日本は湾岸戦争に瀬戸大橋の費用の3倍のお金を出している。又、石油は20日分の備蓄しかないと節約を勧められ、本業の医療についての話となり、1人が入院すると30〜40人の外来の費用と同じくらいかかる。現在はすぐ入院して手術をしてだが、昔に戻り大きな視野に立てば、自然の治癒力もある。家族が平和で、お互いが楽しくあれば元気に過ごせる。こういう大きなものを失っている。3度の食事が食べられれば有り難いことだ。感謝の気持ちを大切にしなさい。
そしてお寺という字はプラス「+」とマイナス「−」そしてちょっと「寸」となる。「て偏」をつけると持つ、寺へ沢山持っていく、そして心の中に安心を持って帰るのである、と結ばれた。
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