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〒710-0261 浅口郡船穂町大字船穂2897 TEL(086)552-2204

事業内容
 船穂ゴザ織り唄踊りの創作普及 平成9年12月7日

 町内又串地区の有志が復活させた「ゴザ織り唄音頭」を倉敷市内の舞踏家に依頼して創作。12月7日に開かれた「船穂ふるさとふれあい商工祭」会場で披露した。
 「ゴザ織り唄」は明治大正期に花莚工場で、織り子たちが作業の単調さを紛らせるために歌ったもの。平成9年6月、原曲を知る小野注連夫さん(87歳)=船穂町又串=の記憶を基に、倉敷市内の民謡師範らが採譜作業などにあたり、若い人達にも親しまれるようにアレンジした「ゴザ織り唄」が復活した。
 当婦人部では、この機会に「唄を活用し、町を代表する花莚業をPRして町おこしにつなげよう」と、町文化協会の新舞踊講師で日本舞踊家の岩柳静寿恵さん(63歳)=倉敷市中島=に振り付けを依頼。さし竹にい草をさして織り込んだり、仕上げの足踏み動作などゴザ織りの作業をイメージした動きを踊りに取り入れた「ゴザ踊り音頭」を創作した。婦人部員約20人がゴザ織り唄普及のため結成された「ゴザ織り唄を唄おう会」のメンバーとテープに合わせて練習、商工会主催の商工祭り会場で発表披露をした。今後は色々なイベントや会合の機会に唄と踊りを広め、更に花莚製品のPRに役立てば、町おこしにもつながるものと部員一同張り切ってやっている。

 効   果

 部員20人はそろいのかすりの着物にあねさんかぶり、赤いタスキにエプロン姿で初披露。ゴザ織りの作業をイメージした動きを取り入れたテンポのいい踊りを繰り広げ、客席から大きな拍手が送られた。これを機会に唄のカセットやCDなども関係者の手で作られ、各方面にも唄のPRがなされており、花莚製品の振興にもつながるものと期待される。

 反 省 点

 まだ出来たばかりで、今後この踊りをどのように広めていくかこれからの課題であるが、町の納涼おどり大会や敬老会、その他色々なイベントに合わせて披露していきたい。
 夏の納涼おどり大会には、小学校の運動場がいっぱいになる程賑やかに踊りが繰り広げられるので、今年の夏には町の人達皆にも覚えてもらって盛大に踊れるものと思っている。

 その他の事業

  • 商工祭りでのうどん模擬店の出店
  • 婦人夏季大学講演会の開催
  • 高瀬通し青空市の設営協力
  • 県外婦人部との交流研修(9年度宮島町)


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