まちづくりの基本は、住民・商工業者・行政が共に信頼し合うパートナーシップをもとに、住民も自らの責任において地域づくりを自主的に行って行なっていくことにあります。「どろりんピック」は、参加者・協力者を一般から募集することにより、それぞれがまちづくりに一層関心を持ち、同じ目的を共有することで連帯感を深め、それぞれのネットワークづくりに役立て、地域の発展に貢献できる心と行動力を身に付けることを目的として、新井原市合併に合わせ、平成17年6月6日に、芳井町吉井の水田で開催した。開催に際し、イベントの企画・PR・協力者募集・参加者募集等を半年前から打合せを重ね、慎重に準備を進めた。会場設営に際しても、部員が手作りで競技用具等を作成するなど熱のこもったものとなった。当日は、市内外の小学生から60歳代までの約300人が参加し、約20アールの田植え前の水田で、泥に足を取られながらもボールを必死に追いかけてバレーボール(4人制)・サッカー(6人制)競技を楽しんだ。今回新たに、写真コンテストを計画したため、会場には多くのカメラマンが押し寄せ、競技風景の一瞬一瞬にシャッター音が聞かれた。競技終了後、部員たちは疲れた体を休めることなく会場の片付けを済ませ、「どろりんピック」は無事終了した。 |