野外「映画まつり」は大原町商工会青年部の恒例行事として、地域住民及び近隣にお住まいの方に認知され、毎年大勢の来場者で会場は賑わいをみせる。今年も例年にもれることなく、6月を過ぎた頃役員会を招集し事業計画に入った。毎年問題になるのが日時と会場の選定、そして一番重要なのがアニメ映画のタイトル。今年一時は『ワンピース』に決定したが、上映委託先との協議の中で『名探偵コナン』の最新劇場版『水平線上の陰謀』に変更となった。そして何より大変なのが、協力金の集金に他ならない。青年部が連夜会員と取引先業者にお願いに廻り、目標額に達し何とか実施にこぎつけた。開催当日、午後1時より集まり、正副部長が中心となり役割分担を行い、会場の準備と広報、そしてイベントを盛り上げるための出店の用意に入った。
問題となったのは激しく吹き付ける強風。野外にスクリーンを設置するため、強風の煽りを受け安定しない。急遽、建築用の足場を準備し、そこへスクリーンを固定した。そして何とか上映時間に問に合いイベントは始まり、天候にも恵まれたお陰で、例年並かそれ以上の来場者で会場は賑わいを見せ始めた。
部員は出店の販売に追われ、慌ただしい1日はあっという間に過ぎ、備品などを事務所に引き上げ、会場や備品の清掃は翌日早朝よりすることし、今年の野外「映画まつり」は終了した。
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