事業内容 

視察研修

平成17年10月4〜5日


 視察研修として次の3ケ所を視察した。
・「大須商店街」
 大須観音周りに形成された門前町で、11の商店街が集まっている。日本一元気な商店街としてのポイントとして、次のようなことがあげられる。
  1) 空き店舗オーナーや商店街の意識改革
  2) 同業種の競合
  3) 新旧の客層の共存
  4) 既存店の業態転換
  5) 「空き店舗ゼロ」後の空き店舗対策
・「さくらアパートメント」
 さくらや旅館は終戦後に建てられたもので、近年は利用客も激減し、悩んでいた経営者に、デザイン会社が「若いクリエータ−たちにチャンスを」と申し出たそうである。
 旅館時代の部屋をそのまま貸し、服やアクセサリー小物、アロマテラピーなど30軒ほどのテナントが、各々部屋を自由に改装して店舗にしている。店のオーナーたちは若く、ほとんどが自分でデザインした手作りの商品を置いている。各部屋の個性的な内装もみな手作りである。
 このような形態は、立ち上げ以上に人気を維持していくことが難しいように感じた。各店の経営努の積み重ねが重要なのだろう。
・「中部国際空港セントレア」
 中部国際空港は、成田・関西国際空港に次ぐ3番目の大型国際空港で、国際線と国内線の乗り継ぎが便利なハブ(拠点)空港として、その利便性に期待が集まっている。また初の本格的な民間経営の空港としても注目されていて、実際、国内空港初の展望風呂や数多くの商業施設など、乗り継ぎまでの待ち時間が苦にならないような施設の充実ぶりでした。


 効   果

 「大須商店街」では、空き店舗問題で悩む商店街が多い中、日本一元気な商店街として様々な活動の確認や実際の店舗を視察してその状況を肌で感じとることができた。「さくらアパートメント」では、老朽化した施設をその時代にあった再活用方法を学び、入居者の意見も聞くことができた。「中部国際空港セントレア」では、最新施設の充実ぶりはもとよりユニークな企画もあるようで、先進的な建築とサービスを学ぶことができた。

 反 省 点

 視察時間にあいにくの大雨に見舞われ、視察場所から視察場所への徒歩移動が予定通りに行えず、視察時間が短縮になったので、あらゆる状況に対応できるように準備を行うべきと感じました。

 その他の事業
・上房地区親善野球大会
・田子ノ浦部屋を囲む会
・おかやま挑大郎まつり出店
・わっしょい和んさか吉備高原フェスタ出店
・鬼伝祭出店
・さんさん祭り出店


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