吉備中央町商工会青年部を対象に、年間６回の経営勉強会を実施した。 講師は、経営指導員が行い、資料作成、勉強会準備運営、フォローまでを一貫して行った。
内容は、経営者としての基本的な考え方、広範な知識を身につけることと、自社に当てはめてのワークを中心に行った。またワークの内容を発表し、それについてのディスカッションも行った。各勉強会の概要は以下のとおり。
開催日時：平成２５年５月２９日(月)19時～
１．経営勉強会受講に向けての意気込み
２．目的、ルール、個人目標の設定
開催日時：平成２５年６月２７日(月)19時～
１．９割の社長が知らない「経理」の真実
２．会社の経営を支える「３つのシステム」
３．これでわかった「決算書のしくみ」
開催日時：平成２５年９月３０日(月)19時～
１．「数字」をこう見る!経営分析とは
２．会社のお金の守り方
３．お金の流れがざっくりわかるシート
開催日時：平成２５年１０月２８日(水)19時～
１．ランチェスター戦略
２．商品戦略
３．エリア戦略
開催日時：平成２６年２月３日(木)19時～
１．知的財産経営
２．Ｈ２５年度補正、Ｈ２６年度補助金
開催日時：平成２６年２月３日(木)19時～
１．自社についてのディスカッション
① 自社の現状について ② 自社の問題点について
２．来年度の取組について
本事業により、継続的かつ定期的に経営についての勉強会を実施したことで、参加した青年部の後継者・若手経営者に今後経営する上での考え方、姿勢といったものを醸成することができた。
その結果、自社の決算書を見たことがなかった者が決算書、貸借対照表、損益計算書について分析を行ったり、月次の損益を分析する者もでてきた。
また、現状分析を行った結果、自社の既存事業のみでは今後経営が立ち行かなくなる危険性があることを認識した。
参加者をいかに増やしていくか、また、参加者の業種などの違いにどう配慮していくかが重要になってくると考える。
