この研修は、会社経営について具体的かつ実践的な事例を用いて、企業が存続し収益を確保していくための上手な助成金活用ノウハウについて学ぶことにより、若手後継者が、厳しい競争を勝ち抜くためのバイタリティを身に付けることを目的として実施した。
講師は前県青連会長で建設業を経営する光森敬祐氏をお迎えし、自身の経験と経営理念を基に「情熱を従業員に伝え育成に力を注ぐことで、仕事の効率が上がり全体の利益向上につながる」「失敗するということは、改善の余地があり前進できると言うこと」「地域を盛り上げるのも若手の使命だ」と印象に残る講演を頂いた。
次に岡山県産業労働部経営支援課副参事の鈴鹿和彦氏から経済対策や補助金・助成金概要の説明や海外進出、設備投資などに取り組む事業者に対する支援制度の説明を頂き、研修終了後は、講師を交えて意見交換を行った。
実例を多く取り入れた研修を受講したことで、会社経営や従業員教育について多くの気づきを得て、自ら経営革新や補助金申請など積極的に取り組む部員も出るなど、本研修を通じて経営者、後継者として意識改革につなげることが出来た。
本研修を通じて芽生えた経営に対する意識改革を、定期的な勉強会などの取り組みを行うことで、さらに確実なものにしていくことが出来たのではないかと思う。
