商売に必要最低限の知識として簿記学習は欠かせず、近年加入した若手青年部員に対しても簿記講習を受けてもらいたい。 簡単な仕訳の知識だけでなく、財務諸表に関連する知識や、節税等にまで及ぶ講義を行うことによって、より実践的な知識を得ること。 ひいては部員の自社経営を見直す機会を設けることを目的として行った。
全3回 講義時間：2時間
実施場所：和気商工会研修室
簿記の知識の基本である、貸借対照表と損益計算書の推移を中心に講義を行った。 「『経営者のための』簿記セミナー」と銘打った本講義により、簿記及び財務会計の素地を得て、より専門的に自社の経営見直しを可能とする知識を得た。 講師も「この講習で得た知識と資料をもとに、自社の過年度分決算書を引っ張り出して見直さないとなんの意味もない」と講義中に何度も繰り返し強調した結果、 講義の翌日には商工会へ講義資料を持参して、決算書を経営指導員と一緒に見直す部員も大勢見られた。
議題が簿記だったためか、鼻から講義内容に興味のない部員が数名おり、そのため出席率が芳しくない日があった。
1年以上も前に若手後継者の講義テーマを決めることに対し、部員が本気になれていない。
