東京都大田区は川崎市・横浜市と共に京浜工業地帯の中核をなし、多くの機械部品製造関係の中小企業が事業を行っている。 その多くは得意分野に特化した事業を行い、それらが補完的に相互利用することで一つの工場をして機能している。
また、それぞれの企業の多くは技術や技能の研鑽に努めており、おおた工業フェアはそれらの企業の特徴ある技術を紹介し、 新たなビジネス創造を目的とした企業展示会である。
青年部員と同じ立場にある大田区様々な企業ブースにて質疑応答を交わすことで、昨今の厳しい経済情勢下の中でいかに生き抜いていくかのヒントを得る事、 また今後の自分達の事業及び今後の青年部活動をどのように発展していくかを考えていくことを狙いとして行った。
青年部員がそれぞれの興味あるブースにて名刺交換を行い、普通に仕事をしていたら中々会うことのできない人と交流・情報収集を行う事が出来た。
また、部員の中にはサンプルをもらい、自身の事業で活かす事を検討する部員も出てきており、一定の成果を上げることができたと考える。
本来であれば、基調講演等にも参加しじっくりと視察を行うべきであったが、青年部員の仕事の都合上、限られた日程での視察となった為、じっくりと視察することができず、忙しい視察研修となった。
また、企業展示会は主に平日行われている為、より様々な業種の展示会を視察できなかったことが反省点であると考える。
