金融検査マニュアルのポイントや金融機関が中小企業を見るポイントなどの内容で中国銀行赤磐支店の支店長に講師をお願いし、質疑応答なども交えての講習会である。
青年部員の発案により、低予算で効果のある講習会を実施しようということで平成23年度は、「中小企業が金融機関とうまくつきあう方法」と題して青年部員を対象に実施した。
二代目・三代目が多い青年部員にとっては、お金のことは父親、母親任せというケースも多いので直接金融機関の融資担当者と接する機会もなく、銀行に対して敷居を高く感じていることもある。 金融機関が求めるもの、期待するものを直に聴き理解することにより、どのようにつきあうべきかを考えるきっかけとなる。
信用格付け基準の債務者区分などの話を金融機関の支店長から直接聴くことで説得力があり、「自分の会社はどうだろう」と考える機会になった。
青年部員からは、「経営計画が大切であることがよく分かった」という声を聞くことが出来た。
質疑応答の時間が少なく、時間が足りなかった部分がある。講師の一方的な話だけでなく、座談会のような形式で実施するともっと深いところまで話が出来たのではないかと感じた。
