私たちは、平成23年度の総会を移動総会とし、現在部員一丸となって取り組んでいる、エコキャップ運動を今以上に充実したものにするため、広島県の(株)オガワエコノスというリサイクル工場の視察研修を実施しました。
再資源化を促進するには、ペットボトルからキャップを外し、ラベルをはがす事が重要である。ペットボトルからキャップを外しても一般ゴミに混ぜてしまうと、焼却処分されCO2の発生源になったり、埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こす事となり、リサイクル資源になりません。キャップを分別回収するだけで、環境保護と再資源化の促進ができます。
そして、キャップの売却益で世界の子供にワクチンを届けることができます。
ワクチンさえあれば命が助かる子供たちは、世界で一日に6,000人にも達しているそうです。
私たちは、『ペットボトルのキャップを集め、再資源化し、CO2を削減し、世界の子供たちにワクチンを届ける』ことを目的にこれからも頑張っていきたいと思います。
一般廃棄物・産業廃棄物・特管廃棄物が再資源化される行程も見学し、これからの活動の一助となりました。
視察を通して、部員一人一人の意識改革がおこなわれ、今まで以上に『エコキャップ推進運動』が充実してきたように感じます。
小さな心がけの積み重ねが大きなものになってきています。
現在までに、6回搬入し、68,920個の持ち込みで86.2人のワクチンが購入できました。
現在では、色々な団体がキャップの回収を実施しており、キャップの取り合いになっている状況です。
又、個人では、集まる数にも限りがあり、幅広く回収していくために、町内の道の駅(町内2か所)とか大勢の人が集まるところにエコキャップ専用の回収ボックスの設置を試みることにしました。