商工業者を取り巻く環境は一段と厳しくなっていく中、事業の一端を担う女性部員として経営に深く携わって行くことは避けられない状態です。こういうときこそ時代や環境の変化に機敏に対応し、女性の感性を活かし自身をスキルアップし、経営へ積極的に参加できる事を目的としたセミナーを3回、3会場に分け行いました。
年金をすでに受給している人、これからの人と幅広い部員がいる中で、今後の自分の年金設計が分かり易くなったとのアンケート結果が多かった。 全体を通して商売の基本はまず自社の経営状況を分析する手法、日々変化していくマーケットの中で、いかに他店とは違う人間としての魅力を養うかということは、重要なスキルであり、集客や接客の大きな武器であるということを、再度確認する事ができたセミナーだったと思います。
「資金繰りの立て方」については、いくら分かり易い言葉を使っても女性には敬遠されがちなテーマであることを思い知らされました。講習の内容・講師の選択についても、今後検討の余地があると思います。