瀬戸内市は自然や歴史といった観光資源に溢れる街で、中でも牛窓は穏やかな瀬戸内海と多島美が織り成す「日本のエーゲ海」として有名な観光スポットで、夏になると海水浴場も開設され多くの観光客にお越しいただいている。
地域の観光資源を守り、経済の活性化を目標とする瀬戸内市商工会青年部では、観光客が増える海開きを前に海水浴場の清掃活動を行い、気持ちよくお客様に過ごしてもらえる環境作りを行っている。中でも「牛窓海水浴場」は家族連れなど多くのお客様にご利用いただいているが、潮流の加減で流木などの漂流物が溜まりやすく、海開き前には多くの漂着ゴミが堆積しているため、青年部ではこの「牛窓海水浴場」の清掃に重点を置いて活動している。
今年は特に漂流物の量が多く回収は困難を極めたが、青年部員の家族や地元瀬戸内市職員、さらには交流のある赤磐商工会青年部の皆さまにもご協力いただき、数時間後には綺麗な浜辺に回復することが出来た。
主要観光資源である海水浴場を整備することは、地元の活性化に直結する。
部員のだけでなく地元行政とも力を合わせて活動することで、地域振興への意識を統一することができた。
さらに赤磐商工会青年部とも連携を深める事ができた。
シーズンを問わずお客様にお越しいただくには恒常的に美しさを維持する必要があるが、今回は海開き前だけの活動となった。
気軽に立ち寄り、気持ちよく過ごしていただける観光地であるように、計画性をもった活動が求められている。
