誰しもが避けたいお客様からのクレームを真摯に対応し解決する中で、お客様との絆を深める方法を学ぶ集団講習会を開催した。 顧客も品質や接客に敏感になっており、この数年青年部員の事業所にも多種多様なクレームが増えてきたとの相談を受け、今年度企画した講習会である。
具体的事案を基にした講習会を開催したかった為、青年部員に対し事前に募ったところ、「商品品質についてのクレーム処理方法」や「インターネットやメールを使った顧客からのクレーム処理」、「自動販売機の故障クレーム相談」などを教えてもらいたいとの声を受け、講師に処理方法を依頼し、講座の中に盛り込んでもらった。
講習会を受講することで的確なクレーム処理方法を習得し、事業所の信頼度も向上させることを目標とした講習会であった。
平成２２年１０月と１１月の2日間にて開講した。６時間×２日間の長丁場だったが、講師が実際に体験した体験談や受講者から募ったクレームについてケーススタディーを取り入れ、顧客満足を高める為の処理を習得出来た。
また、１１月の講座では受講者それぞれの事業所に対応したクレーム処理マニュアル作成づくりの基礎を学び、顧客満足度アップにつなげる手法を学ぶことが出来た。受講した青年部員の事業所では、作成したマニュアルに基づき１週間に一度、従業員とクレーム対応に取り組み資質向上に取り組んでいる。
この講習会の開催について、赤磐商工会エリアにチラシを新聞折込し広報活動を行ったので、青年部活動だけでなく商工会のＰＲも出来た。
２日間１２時間の長丁場だった為、受講申込数が伸びなかった。
出席率が伸びやすい時間設定や日程調整が次回への課題である。
