真庭商工会青年部では、若手後継者等育成事業として、『事業承継支援事業』を実施した。
第１回を『早く気づけ！チャンスを逃すな！事業承継の「罠」と「可能性」』、第２回を『意識して鍛えよう！課題を乗り越え、成功する経営リーダーの「地頭力」』、第３回を『後継者が理解し、駆使すべき「リーダーシップ」の構造と組織力』と題し、シリーズで開催した。
第１回目では事業承継の本質は「跡を継ぐこと」ではなく、後継者として事業承継と向き合うとき、放置すれば深刻な事態を招く「罠」、見過ごすと消えてしまう「チャンス」について考えた。
第２回目では変化の激しい時代を生き抜き、未知の壁をも乗り越えていく経営リーダー達は「地頭力」ともいうべき、モノの見方、考え方、人との接し方を「力」として習得している。その「地頭力」の切り口から自分自身を分析し、その強化のヒントを掴んだ。
第３回目ではリーダーシップには、理解し、鍛えるべき業種不問の「構造」があることを理解し、知識・経験が乏しい若き後継者だからこそ、人や組織をうまく活用し、成果を生み出す自分らしいリーダーシップのあり方について掘り下げた。
事業承継に潜む「チャンス」と「罠」の本質について、様々なケーススタディについてディスカッションをしながら探った。
将来、リーダーとしての地位を背負うことになる後継者にとって必要な条件となる、様々な未知の課題と向き合えるだけの思考・行動特性（モノの見方、考え方、行動パターン）を学んだ。
リーダーシップの基本構造を理解し、自分をリーダーとする「組織」の力を発揮するために必要な要素を学ぶことができた。
開催日程の調整が困難だった。また、３回とも同一場所で開催したため、参加者に負担をかけることになった。
