女性部員の広域的な交流を行うことにより、商工業に携わる女性としての知識と教養を深めるとともに、地域に貢献する活力のある活動の今後の取組みに役立てることを目的として、県外視察研修を行いました。研修先に選ばれたのは愛媛県今治市にある「日本食研」。
食のスタイルが大きく進化・変化した現在、これからの食生活を「安全」「安心」「健康」を課題として捉え、最近の世界の食動向と関連情報を展示しており、興味深く研修しました。女性部員一人ひとりも一家の主婦として、働く女性として、毎日の食事にあまり時間を掛けて作れないなどの事情がある中、それでも毎日口に入るものなので、安全でおいしい物でなくてはならないなど、消費者のわがままをかなえてくれる調味料などに関心が高くなり、製造工程の見学、世界の食卓の展示、世界のブレンドスパイスの展示など、興味深いものばかりで見学時間が足りないようでした。
また、創業者の一代で築いた小さな研究所からのここまでの成長に、信念を持ちこつこつと努力する事の大切さを教えられました。
その他の事業がほとんどエリア単位で行われるので、見学行程で異業種間での会話の中に共通した悩み、共感できるもの、 発見できたものがあり部員間の交流には大変効果があったと思います。部員増強にも役立てたいと思います。
「日本食研」「タオル美術館」「アサヒビール工場」と日帰り研修なのに行程を詰め込みすぎたため、充分時間をかけて研修できなかった事。