久米文化の歴史が数多く残る中央地区の中でも、中世密教の神秘さを今にとどめ、歴史のロマンを強く感じさせる場所と言えば、まず両山寺があげられます。
大垪和の山奥に建てられた両山寺は、背後に二上山をそびえさせ、中世の山岳密教の様式をとどめています。和銅7年(714年)に泰澄大師が創設し、その後も20もの道場が建てられ栄えましたが、戦国時代を経て多くの伽藍や資料が焼失してしまいました。
この両山寺は毎年8月に執り行われる奇祭「護法祭」が有名ですが、祭りの日だけに限らずいつ訪れても、季節の彩りを取りこみながら、しっとりとした落ち着いた風情を味わうことができます。
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